(点描 東西南北)2016年3月下旬のニュース

▽東京都いじめ相談ホットラインが通話無料に
幼児から高校生相当年齢の子どもを対象に、いじめに関する相談を24時間受けている「東京都いじめ相談ホットライン」が、来年度4月1日午前9時からフリーダイヤル(0120-53-8288)になる。

▽岩手県教委が教採概要を発表
岩手県教委は3月22日、平成29年度県公立学校教採試験の概要を発表。採用者数を増やす予定で、小・中学校合わせて210人程度(昨年比60人増)、高校と特別支援学校合わせて95人程度(同10人増)とした。養護教諭は昨年度と変わらず、30人程度を採用する方針。特別支援学校小学部の実技試験科目減、高校の特定教科特別選考で「中国語」「フランス語」を新たに実施などの変更点があった。

▽中3男子と両親が覚せい剤で逮捕
静岡県警富士署は3月23日、中3男子とその両親の3人を、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した。3人は、3月中旬から23日までの間に、覚せい剤を使用したとされる。

▽要サポート児童生徒691人減
岩手県教委は3月23日、今年度の児童生徒のストレス状況について調査結果を発表。精神的な支援を必要とする「要サポート」児童生徒は1万4534人で、前年度より691人減。県全体の11.5%で、調査を始めた5年前より3.1ポイント、昨年比で0.4ポイント減じた。また今調査で初めて、自宅が被害を受け、家族に死亡者や行方不明者がいる「被災経験がある」児童生徒のデータも発表。心のケアが必要とされる割合は沿岸の市町村ではほぼ横ばい。内陸部では、小・中学校で1ポイント以上増えて15%を超えた。

▽東京都が「就学前教育カリキュラム改訂版」配布
東京都教委は3月24日、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の内容を、平成22年作成の同カリキュラム改訂版として作成。都内幼稚園や保育所、公立小学校などに配布した。

▽体調悪化の白血病生徒に暴言、退室認めず
昨年4月、神奈川県藤沢市立中学校で、白血病の投薬治療を受けている2年生男子が、授業中に体調不良で「保健室に行きたい」と訴えた際、50代の英語科教諭が「吐き気ぐらいで大事な授業を抜けるのか」と発言。授業が終わるまで退室を認めなかったと分かった。同生徒はショックで2週間ほど学校を休み、現在も同教諭の授業には出席していない。

▽大阪府に4月1日から「教育庁」
大阪府教委は3月25日、知事が所管している私立の幼稚園から高校までに関する業務を教育長に委ねるのに伴う組織改編を決定。「私学課」を府教委事務局に設置し、部長級の新たな役職に「私学監」を置いて、私学の監督や支援に当たらせる。私学課を合わせた府教委事務局の呼称は「教育庁」。新年度4月1日に発足する。

▽埼玉県川口市の新市立高校名が決定
埼玉県川口市は3月25日、現在3校ある市立高校を1校に再編・統合し、平成30年4月に開校する新しい市立高校の名称を「川口市立高校」にすると発表した。同市では、平成27年8月1日から9月11日まで、「校名」および「校名の理由」を公募。応募総数721件、応募校名数478点。最終的な選定は、新市立高校開設検討委員会が行った。

▽教員免許の確認怠った教頭ら8人を処分
山形県教委は3月25日、教員免許を持たない女性(55)が約32年間高校で指導していた問題で、関係者8人を処分した。平成26年度に、女性から免許状の写しが提出されていないにもかかわらず、有効期限を確認したとする報告書を提出した当時の教頭は減給10分の1(1カ月)。20年度に県教委から女性の免許状番号について問い合わせがあった際、確認を怠った当時の校長は戒告。菅野滋教育長ら6人は厳重注意。

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