食育知識がない男子学生 むし歯になるリスクが高い

食育の知識がない男子学生は、虫歯になるリスクが高かった――。

これは、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯)予防歯科分野の森田学教授と、同学保健管理センターの岩﨑良章准教授らの共同研究グループが明らかにしたもの。

食育の知識がある学生は、甘い食べものや飲みものを控える傾向があることも分かった。このほか、間食や夜食も食べない傾向にあった。

調査は、学生2184人を対象に、3年間にわたり追跡して実施された。

全期間にわたり追跡できた562人のうち、食育の知識がない男子学生は、知識がある男子生徒と比較すると、むし歯の増加率が2倍となった。女子学生では、「甘味料をよく飲む」と答え者は、そうでない者と比べると1.9倍で、むし歯の増加リスクが高まることが判明した。

同研究グループは、「食育の知識を早期に習得しておくと、食生活を改善するのに役立つと同時に、将来、むし歯になる確率が低くなる。生活習慣病を予防する上でも、公衆衛生的にたいへん意義がある」と話している。

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