第57回科学技術映像祭 内閣総理大臣賞など決まる

第57回科学技術映像祭に入選作品が決まった。自然界の不思議、科学への興味を広げ、深めてくれる内容が目白押しで、各地の科学館などで作品が順次上映される。

内閣総理大臣賞は1点。科学技術教養部門の「紅」。紅は、はるかな昔、海を渡ってやってきた花の色。紅を指した唇には、透明感のある美しさがある。この美と透明感の秘密に迫る。17分の作品。

文部科学大臣賞は3点。自然・くらし部門の「NHKスペシャル『新島誕生 西之島』大地創成の謎に迫る」、研究開発・教育部門の「石になった木 珪化木の不思議」、科学技術教養部門の「ガリレオX オリガミと科学の出会い」。

「西之島」は、空前の急激な拡大を続ける新島の、火を噴く火山島に最新鋭の無人ヘリを飛ばして極限まで迫り、大陸誕生の謎を解く。49分。「珪化木の不思議」は、国内外の珪化木産地をめぐり、化石になった木である珪化木のでき方やその色、できる速さなどの謎を解く。14分。「オリガミと科学の出会い」は、日本で数百年にわたって伝えられ、複雑な形を作ることができる折り紙に潜むサイエンスに迫る。26分。

このほか部門優秀賞として、「アホウドリ移住計画」「ファーストスター誕生」など6点、特別奨励賞に「金属切削の基礎」「映像で振り返る結核対策」が選ばれた。

4月21、22日には、東京都千代田区の科学技術館サイエンスホールで入選作品発表会、22日には表彰式が行われる。また東京、仙台、名古屋、大阪などの科学館、科学センターなど15カ所で、4月中旬から10月にかけて上映会が開催される。早くは、仙台市科学館で4月16日から5月5日まで。遅くは、鹿児島市立科学館で10月1日から31日まで。

問い合わせは同映像祭事務局((公財)日本科学技術振興財団内)/℡03(3212)8487。

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