生き物に学びくらしに活かす 国立科学博物館

6月12日まで

東京都台東区の国立科学博物館で6月12日まで、企画展「生き物に学びくらしに活かす」が開かれている。生き物の持つ優れた生体機能を模倣し、人工的に再現して工学や医療の分野に応用する「バイオミメティクス」の世界を展示する。

生物には、私たちの生活をより良くするためのヒントがたくさん潜んでいる。ハスの葉が水をはじく仕組みは外壁材に活用され、汚れを付着しにくくしている。海洋生物からは、水の抵抗を少なくする構造が学べ、互いにぶつからないように移動する機能などがある。昆虫や鳥類にも、すばらしい機能が備わっており、生活の中で活用するための研究が重ねられている。

生物についてのイベントも開催される。5月21日午後2時からは、同館の篠原現人動物研究部研究主幹による「海洋生物とバイオミメティクス」、午後2時40分からは山階鳥類研究所の森本元・研究員による「鳥の色のバイオミメティクス」。小学校5年生以上が対象。定員は100人。参加申し込みの詳細については、同博物館のwebサイト(http://www.kahaku.go.jp/event/2016/03biomimetics/)で。

主催は同館と科研費新学術領域「生物規範工学」。共催は(公)山階鳥類研究所と高分子学会バイオミメティクス研究会。

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