経験者が魅力を語る 都教委が高校生留学フェア

都教委はこのほど、文京区の都教職員研修センターなどで「高校生留学フェア」を開いた。都教委が主催する海外留学支援事業「次世代リーダー育成道場」などの説明会や修了生によるパネルディスカッションなどが行われた。開催期間中には高校生や保護者など約700人が会場を訪れた。

次世代リーダー育成道場を経験した修了生が、留学の目的や英語習得のための勉強法などについて開いたパネルディスカッションでは――。

パネルディスカッションで経験者が夢や発見などを語った
パネルディスカッションで経験者が夢や発見などを語った

国連職員になるために留学を決意したという1期生で、国際教養大学2年生の冨田キアナさんは「視野が広がり人生観が変わる」と話す。

「キャビンアテンダントになり、留学した経験を生かして日本のおもてなしを世界に発信したい」とは、3期生で都立小金井北高校3年生の清成碧さんが描く将来像。

1期生で東京大学1年生の寺尾昌人さんは「将来、国際社会で活躍したいという漠然とした夢があった。それを叶えるために米国に渡った」と留学の理由を語る。

終了後には、各国の大使館の留学相談コーナーや英会話コーナーが開設された。

先進国のなかで4番目に日本人留学生を多く受け入れているオーストラリア。「日本語を学んでいるオーストラリア人が多い。日本人には親近感をもっている」と同国大使館担当者は語る。

毎年1千人の日本人が留学しているカナダでは「学費が安く、治安もよい」と、同国大使館の担当者がアピールする。

次世代リーダー育成道場は、高校生を対象に平成24年度から始まり、今年度で5期目。国内での事前研修を経て、語学研修だけでなく、自身が設定したテーマについて留学先で研究する。留学期間は約1年間。渡航先はアメリカとオーストラリアなどで、これまで約650人が海外留学を経験した。

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