(点描 東西南北)2016年5月下旬のニュース

▽万引教諭を懲戒処分
愛媛県教委は5月13日、スーパーで2度、清涼飲料水を箱ごと万引した新居浜市立中学校の女性教諭(43)を、停職6カ月の懲戒処分とした。教諭は同日付で依願退職した。

▽大阪府が校長公募
大阪府教委は5月16日から、府立学校長と公立小学校任期付校長を公募する。5月27日と6月4日に、公募選考の説明会が行われる。募集は45人程度。府職員以外は、任期付職員(一般職)として来年4月1日から3年間採用され、府職員は任期を付さない職員として採用される。

▽ピラミッドは4段までと兵庫県三田市教委
兵庫県三田市教委は、組体操のピラミッドを4段まで、タワーを3段までに制限する指針を作成し、5月13日までに、市立小・中学校に通知した。国と県教委は種目や段数を一律には制限していないが、事故防止のため「具体的な指針が必要」と判断した結果。市教委によると、昨年度には、小学校20校中19校、中学校では8校中2校で、運動会・体育大会で組み体操を実施。重傷事故は起きていないが、打撲やねんざなどの事故が小学校で8件、中学校で1件報告されている。

▽体罰で減給処分
埼玉県教委は5月13日、担任する児童への体罰で、草加市立高砂小学校の男性教諭(45)を減給3カ月(月額10分の1)の懲戒処分にしたと発表。県教育局小中学校人事課によると、同教諭は昨年5月14日から12月1日までの間に、担任していた当時6年生の男女5人に計7回、頬や顎をたたいたり腰や腕を蹴ったりする体罰を加えた。

▽熊本地震で要カウンセリング児童生徒2143人
熊本地震で被災した子どもたちの心身への影響を調べるため熊本市教委は5月16日、市立小・中学校全137校の合わせて6万1039人を対象にアンケートを実施。カウンセリングが必要と思われる児童生徒は2143人(3.5%)との結果だった。市教委は、「眠れない」「怖い夢を見る」「一人になるのが不安」「涙があふれてくる」など17の質問項目を各校に提示。これに各校が独自に質問を加えるなどして、5月13日までにアンケートを行った。市教委は、各校を巡回する臨床心理士を増員するなどで対応に乗り出した。

▽教え子にみだらな行為で懲戒免職
宮城県教委は5月16日、県立高校の男性教諭(30)を懲戒免職にした。3月下旬、県内ホテルで教え子の女子生徒とみだらな行為をした。県教委によると、元教諭は生徒が学校に相談した後、隠蔽しようと電話で口裏合わせを指示したり、手紙を送ったりしていたという。

▽生徒の政治参加は校長に一任
新潟県教委は5月16日、今夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられるのを受け、県立教育センターで、教員向けの研修会を開いた。県教委は、生徒の学校内外での選挙活動への参加や指導について、各学校長の判断に委ねる考えを示した。

▽Z会の学習ソフトを導入
静岡県西伊豆町教委は6月から、通信教育のZ会のタブレット学習ソフトを活用した授業を、小学校に試験導入する。

▽不登校支援センター「コラソン」を開所
宮城県塩釜市教委は5月16日、不登校児童生徒の支援センター「コラソン」を、同市内に開設した。同市の不登校児童生徒は、全国平均から見て割合が高く、同センターと各学校に整備する適応サポートルームの連携による独自の「塩釜方式」で対策に取り組む。同市は東日本大震災後、不登校が増加傾向にある。平成26年度の不登校出現率は、同市立中学校は全国で2番目に高かった。小学校は、県平均の2倍近くになっていた。

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