海外留学者向け融資で14年間で最高額に 日本政策金融公庫

(株)日本政策金融公庫が取り扱う海外留学生向けの融資金額が、昨年度、過去14年間で最高となった。昨年度の海外留学資金の融資実績は1508件、融資金額は36億400万円。前年度の融資実績は1526件で昨年度はそこから微減(前年度比98・8%)したものの、融資金額は35億2900万円から微増(同102・1%)した。

平成13年度には2319件、38億4200万円で、昨年度よりも高いが、その後、23年度を底に、ほぼ右肩下がり。24年度から右肩上がりに転じた。

政府は「日本再興戦略・改訂2015」で、32年までに、日本人留学生を12万人に倍増させるのを目指している。制度の拡充により海外留学を目指す人への支援を積極的に行っていく。

そのため、国の教育ローンのうち、海外留学者向けの融資制度を拡充し、支援を強化。これまで、海外留学を目指す人への450万円の融資限度額要件は、1年以上の留学期間が必要だったが、6カ月以上の在籍から適用となった。

国内の教育一般貸付も支援を強化。融資限度額を350万円に拡充した。昨年度の融資件数は高校・短大・大学・専修学校合わせて12万493件(前年度比97・9%)、融資金額は1726億円になる。学校納付金、学業に必要な諸経費などに利用できる。

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