ESD活動支援センターが開設 文科省と環境省が民間と連携

ネットワークのハブ機能を

文科省と環境省ではこのほど、ESD推進の全国的なハブ機能の役割を担う組織として「ESD活動支援センター」を新たに設置し、5月26日にそのオープニングセレモニーを東京都渋谷区の地球環境パートナーシッププラザで開く。平成26年11月に開かれた「国連ESDに関するユネスコ世界会議」での成果等を踏まえ、民間団体との連携事業として行うもの。

同センターは、持続可能な社会の実現に向け、ESDに関わるマルチステークホルダーが、地域での取り組みを核としつつ、さまざまなレベルで分野横断的に協働・連携してESDを推進するための全国的なハブ機能の役割を担うことを目的としている。全国と地方のセンターを設置し、地域ESD活動推進拠点と共にESD推進ネットワークを形成する(図)。s20160627_02

中期的に実現するものとして、次の4つの機能をあげている。

(1)ESD活動を支援する情報共有機能
・政府のESD関連施策や、地域のESD活動の情報、ESD実践のためのプログラム、資料等の提供
(2)現場のニーズを反映したESD活動の支援機能
・支援方策に関する調査研究
・地方センターと連携した地域ESD拠点の形成
・活動支援
(3)ESD活動のネットワークの形成、ESD実践の学びあいの場の促進機能
・国内外の交流促進、相互連携活動の推進
(4)人材育成機能
・コーディネーター、指導者の育成や活躍の場づくり

オープニングセレモニーには、政府、国会議員、学校、高等教育機関、産業界、NPO、自治体など、多様な立場から同センター開設に取り組んだ者、これまでESD推進に取り組んできた者など約70人が集まり、ESDの啓発に向け決意を新たにした。
なお、同センターの運営は、特定非営利活動法人持続可能な開発のための教育推進会議(ESD―J)と(公財)ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)が担当する。

ESD活動支援センター=〒150―001東京都渋谷区神宮前5―53―67、コスモス青山地下1階/℡03(6427)9112、FAX03(6427)9113。URL=http://esdcenter.jp/

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