連帯の記録が記憶遺産地域版に 水平社と衡平社

「水平社と衡平社の国境を超えた被差別民衆連帯の記録」が、アジア太平洋地域版のユネスコ記憶遺産に登録された。日本の水平社と朝鮮の衡平社。被差別民が中心となって設立した両者を結ぶ活動や歴史の記録が認定された。

登録されたのは、「第3回全国水平社大会協議会提出議案」、水平社創立者の1人であり創立の経緯や差別事件などを記した「米田富の手帳」、衡平社の趣意書を掲載した冊子「『火箭』第1号」など、国際連携を目指した両者の関係性を記録した資料5点。
大正11年、日本の部落解放運動団体として全国水平社が設立された。翌年、朝鮮に朝鮮衡平社が設立された。両者は大正13年から交流と連帯を深め、人権、自由、平等、博愛、民主主義を基調とした活動を行った。記憶遺産は、その記録を収めた史料である。

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