高校生向けに郷土学習資料 「わたしたちの信州学」

s20160704_02長野県教委は高校生向けに、郷土について学べるテキスト「わたしたちの信州学」(A4判40ページ)を発刊。このほど、同県立高校1年生に配布した。総合的な学習などを活用して取り組んでもらう。

テキストは2部構成。第1部に「歴史・地理・産業・文化など長野県の基礎知識」。第2部に「多面的な視点を養い、各校で行う探究的な学習の導入につなげていく10のトピック」と題し、「おやき」や「ワイン」、「信州ジビエ」についてのほか、「外国人との共生から始まる多様性(ダイバーシティ)」「信州からエネルギー問題を考える」など、多様な題材を扱っている。

「『信州ロケット』が飛び立つ夢に向けて」といった、将来に夢を大きく膨らませる内容も。
同教委によると、今後は、テキストを活用した実践事例を学校間で共有するほか、希望に応じて外部講師を派遣する体制づくりを進めるとしている。
同県の調べでは、地域について学ぶ機会は小・中・高校と進むにつれて減少していた。この結果を受け、高校生に、グローバル化が進む現代社会にあって、自分が生まれ育った信州への理解を深め、誇りと愛着を持ってもらい、信州の未来を考えてもらおうと「信州学」に取り組んでいく。

平成27年度には、高校での「信州学」推進を図るため、学校関係者と有識者からなる「信州学」研究委員会を設置。効果的な学習方法や指導方法の研究を行うとともに、既に「信州学」の内容として、研究可能な取り組み実績のある高校3校をモデル校に指定し、実践を進めてきた。

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