協定を締結して連携 浜松学院大学とフィリピン

浜松学院大学は7月1日、フィリピン共和国教育省と連携する協定を締結したと発表した。「大学教育再生加速プログラム(AP)」を通じて、互いに連携・協力を深めていき、両者の充実発展に寄与するのを目指す。

協定は、フィリピン・ダバオ市教育局庁舎で6月8日に結ばれた。

内容は、同学の学生がダバオ市に約1カ月間滞在し、現地の特別支援学校や幼稚園などで研修する同学の「長期学外学修プログラム」を軸としたもの。期間は2020年8月まで。

その第一陣としてこの8月、同学1年次生の9人が渡航する。同市内の学校や幼稚園で、教育状況や英語を学び、現地の言葉や文化に触れて交流する中で、異文化理解も深める。渡航するのは、教員や保育士を養成する子どもコミュニケーション学科の学生。

同学の石田勝義学長は「地方の小さな大学が国との間で協定を締結する例は、あまりないのではないか。学生には、グローバルな感性を持ち、学びを深めてもらいたい」と語る。

協定の背景には、同学がある浜松市内の学校に、フィリピン出身の児童生徒が増えている状況もある。そんな現状を踏まえ、同学現代コミュニケーション学部地域共創学科の津村公博学科長は「将来、学生が学校現場に立つとき、ダバオ市で幼児教育や初等教育、特別支援でのインクルーシブ教育などにふれて学んだ経験や教育観が生かせる」と話す。 

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