(点描 東西南北)2016年10月中旬のニュース

▽愛教大が知多地区5市5町教委と連携協定

愛知教育大学は10月14日、知多地区5市5町教委との間で、連携協定を締結した。連携は、同5市5町を1地区ブロックとし、地区全体で行う現職教員研修等の共同開催事業や、各市町教委が抱えている教育問題に対応するための個別支援事業、これらの事業を協議するための連携推進協議会を設置する。同学は今年2月に、同様の連携協定を東三河5市教委と結んでいる。

▽義務教育学校開校を1年延期

福岡県朝倉市教委は、平成31年度から義務教育学校1校の開校を目指していたが、1年延期する方針を示した。同市立秋月小学校の敷地内に秋月中学校を移転して建てる施設一体型の小中一貫校を義務教育学校としようと計画していたが、10月19日、市議会の全員協議会で議員から、慎重論が上がったのを受けたもの。議員からは「子供にとって義務教育学校が本当に必要か、よく検証すべきだ」「巨額な整備費が必要だ。費用対効果があるのか」などの声が上がった。

▽合宿で女子生徒の胸さわり懲戒処分

札幌市教委は10月18日、市立中学校の男性教諭(27)が、昨年8月と9月、今年3月と9月の計4回、合宿中の女子部員が就寝した後に部屋に忍び込み、8人の胸を触ったとして、準強制わいせつの疑いで逮捕した。同教諭は行為を認めており、同日付で懲戒免職処分となった。管理監督責任を問われ、同校の50歳代の男性校長を戒告処分とした。

▽10月にインフルで学級閉鎖

兵庫県教委は10月18日、インフルエンザ感染者とその疑いを含むが、39人学級の内9人で確認されたため、姫路市の県立飾磨工業高校(全日制)の3年1組を、19日からの5日間、学級閉鎖にした。流行開始は例年、12月に入ってからで、学級閉鎖などの措置もその時期から始まる。10月にインフルエンザで学級閉鎖となるのは、大変異例の措置。今季、県立学校の学級閉鎖は同校が初めて。他の学校からも感染報告が上がっている。

▽佐渡に初の放課後子ども教室

新潟県佐渡市教委は、島内で初となる放課後子ども教室を、同市立羽茂小学校に開設した。初めての活動は10月19に開かれた。1~3年生児童が対象で、初回には児童60人ほどが参加し、割り箸と輪ゴムを使って紙飛行機を遠くに飛ばすなど、1時間、体育館で遊んだ。30代の主婦から70代のお年寄りまでの地元住民20人ほどが協力した。同校での取り組みを皮切りに、他の小学校でも開設していく予定でいる。

▽山形県米沢市立小・中学校6校の煙突などにアスベスト

アスベストの一種「アモサイト(茶石綿)」が、山形県米沢市立小・中学校6校の暖房や給湯用ボイラーの煙突の断熱材に使用されていたのが分かった。同市教委は昨年12月に状況を把握していたが、学校側に伝えたのは10月19日だという。同市立北部小学校では断熱材の劣化が進み、露出しており、専門業者から「飛散の可能性が高い」と指摘されていた。文科省は学校施設等でのアスベスト対策について、昭和62年11月に「アスベスト(石綿)による大気汚染の未然防止について(通知)」、昭和63年7月に「吹き付けアスベスト(石綿)粉塵飛散防止処理技術等に関する参考資料の送付について(通知)」等によって適切な対応をとるよう求めている。

▽合成麻薬密輸で懲戒処分

岩手県教委は10月25日、米国から合成麻薬を密輸したとして、盛岡市立中学校の男性教諭(47)を懲戒免職処分にした。退職金も支給しない。県教委によると、同教諭は3~5月の間に航空便を使って2度、米国から合成麻薬計2.93グラムを密輸した。8月に同県警に逮捕され、麻薬取締法違反(輸入)などの罪で、盛岡地裁で公判中。

あなたへのお薦め

 
特集