第10回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」 小中高3校と2団体を表彰

Exif_JPEG_PICTURE(公財)高橋松之助記念顕彰財団(朝倉邦造理事長)が主催する第10回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の贈呈式が東京都千代田区のクラブ関東でこのほど行われた。児童生徒の自主性、学校司書の重要性、学校図書館の活性化、地域、家庭との連携などを視点に、次の3校2団体が受賞した。

■朝の読書大賞

▽石川県七尾市立天神山小学校
平成18年度から朝読を開始。次の朝に読む本を机の上に置いて下校したり、図書袋を机の横に常に提げておいたりするなど、いつでも自ら本を手に読書できる環境づくりを進めている。市立図書館と連携した本の貸し出しや、ブックトークの実施、家庭で読書を進めるための「家読(うちどく)ノート」の活用など、地域と家庭が一体となって読書環境を整備している点が評価された。

▽秋田県横手市立横手南中学校
平成13年度から朝読を開始。毎日15分間の活動を16年間継続している。読書活動を通じて心に残った言葉を書き留め、3年生はこれを「心に残る言葉」という文集にまとめている。また読書集会や図書展などの文化活動、学校司書や図書委員会による読み聞かせなどの活動が積極的に展開され、生徒が学校図書館や読書に親しむ環境が整えられている点が評価された。

▽富山県立富山いずみ高校
平成19年度から毎日10分間の朝読を継続。「学校教育計画」や「アクションプラン」「年間読書指導計画」などによる教職員の読書推進の意識を向上させ、平成21年度からは、読書履歴調査で生徒の現状を把握。さらに図書委員会による読書会や教養講座、展示会などの文化活動も積極的で、きめ細かな読書指導を行っているところが評価された。

■文字・活字文化推進大賞

▽K—mix静岡エフエム放送(静岡県浜松市)
「家読(うちどく)」をテーマに本の朗読コーナーを企画。出版社などの協力を得ながら、番組の編成を変えつつも10年間継続して放送。本好きのリスナーを育成し、書店との連携による販売から地域に密着した社会貢献までの好循環を生み出した点が評価された。

■文字・活字文化推進大賞 特別賞

▽ビブリオバトル(普及委員会本部・滋賀県草津市)
ビブリオバトルは「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をテーマに、参加者同士が本について気軽に語り合い、楽しいコミュニケーションの場をつくることができる仕組みとして平成19年に生まれた。本に親しんでこなかった人にも訴えていく力を持ち、本の魅力や価値を広く再認識させた点が評価された。

詳細は同財団サイト(http://www.takahashi-award.jp/)に。

あなたへのお薦め

 
特集