学童保育への期待 集団生活と学習サポート

(一社)キッズコーチ協会はこのほど、子供を学童保育(放課後児童クラブ)に通わせている母親に行った実態調査の結果を発表した。利用者の6割は学童保育を通じて、子供に集団生活や集団行動に順応する力の獲得を希望していた。

調査対象は、学童保育を利用中の30~49歳の母親。学童保育を週3日以上利用しているのは75.2%、5日以上は48.6%。利用の主な理由は「放課後に家庭で子供の世話をする時間がない」が63.8%、「子供が自宅にいるときに犯罪や災害に巻き込まれないため」が29.7%、「放課後に子供を安全に遊ばせる場所がないため」が26.2%。

学童保育への評価は、学校や自宅からの距離に満足(とても満足+やや満足)としたのは78.1%。行き帰りの安全や建物の安全、学年を超えた交流や緊急時の連絡の適切さ、親の負担の小ささについての満足は、それぞれ6割以上だった。児童支援員については約6割が人柄、子供と同じ目線に立っての指導、引率能力を満足と評価した。

不満(やや不満+とても不満)は、勉強の環境、利用費用、設備。児童支援員については、一人ひとりに合わせた指導、保護者への相談が挙げられた。利用を始める前に、学童保育に学習環境を期待していた利用者は約6割。放課後の集団生活を通じた学習習慣の定着や補習への取り組みを期待する利用者が多いと考えられる。

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