兵庫全県民で青少年愛護 ネットルール作りを支援

全国初の条例改正で

兵庫県は、全国に先駆けて、同県の青少年愛護条例に全県民が青少年のインターネット利用ルール作りについて支援を図る規定を新設。同県が県内小学校などでのルール作りを市町と連携してサポートし、資金援助する。

この中の青少年のネットトラブル防止の標語をコンテストする「青少年のネットトラブル防止メッセージコンテスト」では、児童生徒から3千点を超える作品が寄せられた。最優秀賞、優秀賞、奨励賞、学校賞に9人と6団体が決定。

学生の部最優秀賞には、尼崎市立園田小学校の小島三奈さん「画面では 見えない気持ち あるんだよ」、中高校生の部最優秀賞では、加古川市立中部中学校の吉田大玖巳さん「書きこみの 言葉に責任 持てますか?」が選ばれた。12月17日に表彰式が行われる。

同条例の追加改正は、今年4月から施行されている。

子供たちのネット依存対策への新たな内容として、県内全ての人に「青少年のインターネット利用に関するルール作りを支援する」視点が、新たに設けられた。それに伴い、今年度から「インターネット利用に関する基準作り支援事業」を開始。子供たちへの早期啓発として、同県が県内「小学校などでのネット利用ルール作り」を市町と連携して支援している。

1校あたり上限3万円の補助金も提供する。10月末までに384校が同事業を活用した。

また県内さまざまな企業や団体が連携した県民運動「青少年のネットトラブル防止大作戦」も推進。関係者が協働し、親子学習会などの機会を創出。家庭などを巻き込んだルール作りを促す。
これまでも実施されてきた標語コンテストは、同作戦の一環として新たに収れんして行われた。

さらに、携帯電話事業者との連携を密にする取り組みも強化。フィルタリング利用率向上方策などを協議する戦略会議なども行っている。

同県では、同条例改正を背景に、ネット依存の青少年に向けた「人とつながるオフラインキャンプ」も先駆的にスタート。自然体験キャンプなどを通じた依存解消策を進める。同依存の実態や危険性の調査研究にも生かす。

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