(点描 東西南北)2017年1月下旬のニュース

▽大阪市立高校再編で答申

大阪市教委に1月23日、普通科系の市立高校再編に関して、今後のあり方について諮問していた有識者による審議会から、答申が示された。語学教育や情報処理教育に力を入れている南、西、扇町総合の3校を軸に統合。国際社会で活躍できる人材育成、使える英語力の育成、高レベルのICT活用能力を身に付けられるよう、特色の強化と集約化を求めた。

▽机の中に「しね」のメモ

山口県山口市内の小学校で昨年、当時4年生だった女児の机などの中に、「しね」「ころす」と書かれたメモが入れられるなど、いじめが複数回あったと、市教委が1月26日に明らかにした。メモは合わせて9回置かれ、ランドセルには傷が付けられていた。市教委や学校は聞き取りやアンケートをしたが、加害者を特定できていない。市教委は、いじめ問題担当者をこの学校で増やすなど体制強化を図っているが、女児は昨年11月から学校を休んでいる。

▽窃盗で逃走した教諭が交番前で転びご用

飲食店で隣席の男性客のかばんから現金5万5千円を盗んで逃走した東京都町田市立小学校の男性教諭(25)が、被害者に追われ、転倒。倒れた所が交番前で、取り押さえられた。東京都教委は1月27日、同教諭を懲戒免職処分。元教諭は窃盗容疑で警視庁に逮捕され、起訴猶予となった。

▽教職員が着座式スキーを体験

長野県内の小・中学校や養護学校の教職員が、富士見町の富士見高原スキー場で、着座式スキーを体験した。富士見高原リゾート、町などでつくるユニバーサルフィールドづくり実行委員会が、県教委の協力で今年度初めて開催。1月28、29の両日、行われた。障害のある人も野外活動を一緒に楽しめる環境整備を進めようと、2月21日まで、飯綱高原(長野市)、あさひプライム(朝日村)の計3会場で行われる。

▽山形県が「教職員法令遵守委員会」を設置

山形県教委は、不祥事防止施策の検証や教職員研修の在り方などについて検討する有識者らによる「県教職員法令遵守委員会」を1月30日に設置し、初会合を開いた。教職員による不祥事が相次いでいるのを受けて設けられたもの。この日の会合では有識者から「教員間のコミュニケーションが大事」「教員のストレスが不祥事につながっている」などの意見が出された。次回会合を6月頃に開催する予定で、再発防止策などについて詰めていく。

▽ふるさと教育で表彰

ふるさとに誇りと愛着を育む教育の優れた実践校を表彰する、岐阜県教委主催の「ふるさと教育フェスタ」が1月31日、岐阜市学園町のぎふ清流文化プラザで開かれた。優秀賞受賞の1校、八百津町立八百津小学校6年生27人は、郷土の偉人、杉原千畝を題材にした創作劇「イェフダーと七つの灯~命をつないだビザの記憶」を初演した。ユダヤ人の苦悩や希望、子孫と児童との交流を描いた作品を合唱も交えて熱演し、拍手を浴びていた。

▽ノロで800人以上に症状

和歌山県御坊市立給食センターが調理した給食を食べた児童らが集団食中毒。症状を訴えたのは1月30日時点で804人。県は、1月25日の献立「磯あえ」からノロウイルスが検出されたと、2月1日発表。1月27日から休校が続いていた小・中学校11校と4幼稚園は2月2日に再開。当面は弁当を持参してもらう。

▽暴行を受ける生徒の動画が拡散

同級生から暴行を受ける沖縄本島中部の男子中学生の動画が、ネット上に拡散。地元教委がいじめと認定し、調査を開始した。教委は「重大な暴力事件であり、いじめだ」として、警察などと連携して動画のネット上からの削除を求めるとともに、生徒らの間に継続的ないじめがあったか調べを進める。

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