多様なボランティア活動を主体的に 和歌山県立熊野高校に全国大賞

「子どもたちの“こころを育む活動"」表彰式
「子どもたちの“こころを育む活動”」表彰式

「子どもたちの”こころを育む活動”」で

(公財)パナソニック教育財団(小野元之理事長)はこのほど、こころを育む総合フォーラム(座長・山折哲雄国際日本文化研究センター名誉教授)の、今年度の「子どもたちの”こころを育む活動”」表彰式を、都内で開催した。

学校と関わりながら地域・家庭・企業等、多様な立場の人が共に行う活動事例を募集。92件の中から全国大賞1団体、優秀賞2団体、奨励賞1団体を表彰した。

全国大賞は、和歌山県立熊野高校Kumanoサポーターズリーダー部。活動テーマは「地域に根ざし、地域に貢献する高校生リーダーを目指して〜5つの絆作りボランティア〜」。

クラブ活動として主体的にボランティア活動を実施し、(1)高齢者宅を訪問し、安否確認を行う「ハートフルチェックボランティア」(年間24回、278件)(2)高齢者の転倒予防教室・生きがい活動ボランティア(毎年夏休みに計32回)(3)学童保育ボランティア(毎年春・夏・冬休みに計70回)(4)障害児の夏季保育ボランティア(毎年夏休みに計6回)(5)ダンス披露や交流活動などの「地域イベント活動」(毎年計30回以上)——を展開した。

地域や世代で異なる課題の解決に向け、「サービスラーニング」を取り入れた継続的な取り組みを行うことで、生徒には幅広い世代への対応力が培われている。

授賞に際して評価されたのは、(1)解決して得た達成感や充実感、積極的な学びへの導きが成果を上げている(2)町役場や福祉・教育・介護・防災を担う地域団体と連携した活動をし、課題を協議し改善を図っている(3)活動している各係の代表は、幹部改正時に先輩が任命し、全てを後輩に引き継ぎ、活動を続けていく工夫をしている——など。

講評で同財団の遠山敦子顧問は、「全国大賞の熊野高校は、考えられる多様な内容を高校生が主体的に考え、積極的に活動している。地域や行政と連携し、公的にも認められる位置付けにして活動の継続性をもたせている」と高く評価した。

詳細は同フォーラムサイト=http://www.kokoro-forum.jp/

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