第8回ESD大賞を発表 ユネスコスクール大会で表彰

ESD吉野小文科大臣賞に福岡県大牟田市立吉野小

NPO法人日本持続発展教育推進フォーラムではこのほど、第8回ESD大賞(後援・文科省、日本ユネスコ国内委員会、(株)教育新聞社ほか)の受賞校を発表、文部科学大臣賞には福岡県大牟田市立吉野小学校が選ばれた。

同賞は、各学校で正しいESDの概念に基づいた教育が積極的に実践され、持続可能な社会の構築に参画する人間づくりの推進に寄与することを目的に、小・中・高校を対象にESDの実践研究事例を募り、優れた実践を顕彰する。

文科大臣賞(ESD大賞)のほか、ユネスコスクール最優秀賞1校、小中高の各賞各1校計5校、今回から新設されたベスト・アクティビティ賞1校、スタートアップ賞1校、さらに企業特別賞「ネスレ日本ヘルシーキッズ賞」2校が受賞した。

受賞校は、次の通り。

◇ ◇ ◇

▽文部科学大臣賞(ESD大賞)=福岡県大牟田市立吉野小学校

▽ユネスコスクール最優秀賞=千葉県立桜が丘特別支援学校

▽小学校賞=東京都大田区立赤松小学校

▽中学校賞=さいたま市立八幡中学校

▽高等学校賞=神戸大学附属中等教育学校

▽ベスト・アクティビティ賞=北海道札幌平岸高等学校

▽スタートアップ賞=仙台市立郡山中学校

▽ネスレ日本ヘルシーキッズ賞=東京都目黒区立田道小学校、大阪府岬町立深日小学校

表彰式は12月2日、福岡県大牟田市で開催される第9回ユネスコスクール全国大会で行われる。

※今年度からESDの一層の普及を図るため、特色ある教育活動に優れた取り組みをしている学校にベスト・アクティビティ賞、ユネスコスクールに登録して3年未満の学校で優れた実践に取り組んでいる学校を対象にしたスタートアップ賞を新設。

【大賞校・福岡県大牟田市立吉野小学校の実践概要】

吉野小学校のテーマは「地域の活性化を図るための地域と協働した桜プロジェクトを中心とする活動を通し、地域のよさを発見・発信し、郷土を愛する子供の育成」。ねらいは、地域と協働による桜プロジェクトの活動によって吉野の町の活性化を図るとともに児童一人一人が持続可能な地域社会の一員として自覚し行動できる能力・態度の育成及び郷土を愛する心情の涵養を目指すことにある。

低学年では地域の方々との触れ合いの中で地域の良さの気付き、中学年では住みよさを発信することによって触れ合いの楽しさを感じさせ、高学年では桜プロジェクトに参加して桜いっぱいの街づくりに取り組んでいる。

これらの活動と教科指導との関わりについて、カリキュラムはESDストーリーマップを作成し、日常の各教科等の授業の工夫改善に努めている。ESDのねらいである知識、価値、行動の育成を目指す教育活動が全校的に展開されている。

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