遠隔教育課程「Stanford e―Japan 」日本の高校生が教授と議論交わす スタンフォード大が提供

米国のスタンフォード大学は、日本の高校生を対象とした、遠隔教育課程「Stanford e―Japan」を提供している。米国社会や日米関係に関する最先端の研究を英語で学べ、米国のトップクラスの学者と日本の高校生がオンライン上で議論を交わす。

この遠隔教育は、同大の国際・異文化理解教育課程(SPICE)が提供するもので、春期(4~8月)と秋期(8~12月)の年2回実施。受講者はインターネットを通じて10前後の授業に参加できる。授業は月に2~3回、土曜日の午後(日本時間)に行われ、受講者は、WEB上の講義や討議、宿題などに週3~4時間を充てて学習する。講義のテーマは、日米関係の歴史やシリコンバレーの起業家精神、米国の高校など、日本の高校生が関心を持ちやすい内容が設定されている。

このプログラムの目玉は、受講者による自主的な研究プロジェクトで、修了時には研究成果を学術誌の様式にまとめる。優秀な成果を収めた受講者は、同学に招待され、研究内容を著名なゲストの前で発表する機会が与えられる。

今夏には2017年秋期課程で、優れた研究を修めた3人の高校生が同学に招かれており、研究テーマは「オープンイノベーション:シリコンバレー成功の秘訣」「障害者の雇用対策:日米比較」「米国の教育制度:日本から学ぶ教訓」と多彩だ。

今年の春期課程には27人の高校生が参加する。