活躍する退職校長会 VerⅡ子ども、教師、地域を支える(1)埼玉県退職校長会

「彩の国教育の日」を支援

2018年度の定期総会

埼玉県退職校長会は、昭和40年3月、82人の支部代表によって開催された創立総会で産声をあげました。現在、県内10支部57班により組織され、会員数も3700人を超える全国でも有数の組織となりました。

定期総会を年に1回、代議員制により、各支部持ち回りで開催、また、支部長会、理事会を定期的に開いて、本部と支部、支部相互の連携を図りながら会の円滑な運営に努めています。総会時には「美術展」を併催し、絵画、書、写真、陶芸等、会員の力作を展示、鑑賞する場も用意されています。

主な事業・活動を紹介します。

1.「彩の国教育の日」の協賛と現職・退職校長支部別教育推進協議会の開催

2003年1月、埼玉県は「彩の国教育の日を定める要綱」を発表、11月1日を「彩の国教育の日」と制定しました。県退職校長会はこの趣旨の実現に向けて、従来、各支部で行われていた教育推進協議会を「彩の国教育の日」の協賛事業として再出発しました。毎年11月を中心に、各支部では、現職校長と退職校長が一堂に会し、当該教育委員会関係者、PTA関係者、県退職校長会正副会長等を交えて、提案発表をもとに熱心な研究協議が行われます。全県での参加者総数は1千人に及びます。

2. 現職校長会・退職校長会役員研究協議会の開催

年間1回開催。現職校長会と退職校長会の役員が膝を交え、幅広く情報を交換し、相互理解・相互協力を図る場となっています。

3. 義援活動の推進

1991年に発生した雲仙普賢岳災害をはじめ北海道南西沖地震災害(1993)、阪神淡路大震災(1994)、東日本大震災(2011)等への義援活動を積極的に進めています。

4. 記念誌の刊行

1985年、2014年には、それぞれの記念事業の一環として、「結成20周年記念誌」「結成50周年記念誌」を発行し、会の歩みを記録にとどめました。

5. ホームページの開設

2016年4月、情報化の進展に対応すべく「埼玉県退職校長会ホームページ」を開設しました。「会報」とは一味違う形で情報を提供することが可能になりました。「支部のページ」に支部、班の活動や会報の記事を掲載することで、相互の連携や情報交換が滑らかに行われることが期待されています。

6. 専門部の活動

四つの専門部が、独自の活動を進めてきます。各部の構成は、支部代表10人の部員に本部役員が加わり、総勢20人ほどで組織されています。部会は、年2回(庶務会計部は1回)開催され、情報交換や部の活動に係る諸問題について話し合いを行っています。

▽庶務会計部=2013年、結成50周年を迎えるにあたり、設けられました。部会では、支部会計担当者が財政状況について情報交換を行うとともに、財政健全化に向けての研究協議を真剣に進めています。

▽福利厚生部 =「会員名簿」(5年ごとに改訂)や新入会員向け「入会案内」の作成、年金・高齢者医療費等、福利・厚生に係る情報提供等を行っています。「囲碁大会」や「ゴルフ大会」の企画・運営も担当しています。

▽広報部=年間3回、「埼玉県退職校長会会報」を発行し、全会員に配布するとともに、県教育委員会等、関係機関に届けています。2008年度からは「ニュースレター」を作成し、諸情報を提供しています。

▽研究調査部=新入会員を対象に、退職校長の再就職・雇用問題に適切に対処し、会員の福祉の増進に資することを目的に、「校長退職後の再就職・待遇に関する実態調査」を平成8年から継続して実施しています。また、県当局、県教育委員会等に宛て、要望活動も積極的に行っています。

(担当・石田孝作)