活躍する退職校長会 VerⅡ 子ども、教師、地域を支える(8)佐賀県退職校長会

現職校長会と教育懇談会を開催している

「学校教育の応援団」として活動

1. 会の沿革と組織

佐賀県退職校長会は、1965年9月26日に全国連合退職校長会結成の機運に呼応して、現職校長として研鑽(けんさん)してきた教育的識見と経験を退職後も継承発展させ、さらに、佐賀県教育の振興に寄与するとともに、会員の親睦と福祉の増進に努めることを目的として結成されました。以来半世紀を超え、会員とともに組織の充実と活動の強化に努め、今後のさらなる発展を期し活動に取り組んでいます。2015年5月には、創立50周年記念定期総会を開催し、次の50年に向かってスタートしています。

会員は、県内の小学校・中学校・県立学校の校長退職者をもって組織し、加えて現職の校長も賛助会員として加入しています。本部では、定期総会・県理事会・支部長事務局長会・本部役員会等をもとに運営を推進し、教育振興部会・福利厚生部会・広報情宣部会の3専門部を中心に、県下13支部の会員が連携し、活動に取り組んでいます。

2. 教育支援活動について

定期的に教育関係機関・団体(現職校長会、県教育委員会、市町教育委員会・教育長会連合会、県PTA・高校PTA等)との教育懇談会を開催し、喫緊の教育課題について協議し、退職校長会としての支援に取り組んでいます。特に、現職校長会との教育懇談会では、毎年、小学校・中学校・県立学校の学校現場からの事例発表があり、事例ごとの研究協議・意見交換を行い、学校支援の在り方等について共通理解を深めています。

また、これまで市町の「教育の日」の制定に寄与するとともに、現在、県民こぞって教育について考える日としての「佐賀県教育の日」制定に向けて要請活動を推進しています。

各支部でも、学校教育の支援を行うとともに、地域における文化継承・スポーツ振興等の活動に取り組み、地域の活性化のために多大の貢献をしています。中でも、学校評議員、地域教育コーディネーター、補充学習指導員、青少年健全育成委員、主任児童委員会等で学校および児童・生徒のために活動するとともに、授業サポート活動、読み聞かせ活動、こども囲碁指導等のボランティア活動へ積極的に参加して活躍し、学校や保護者から大変感謝されています。

3. 福利厚生活動について

毎年、グラウンド・ゴルフ大会、視察研修会、囲碁大会を開催し、会員の交流を図っています。特に、視察研修会については、各支部が輪番制で担当し、県内各地の史跡探訪や企業・施設見学等を実施しています。2016年度は、スポーツ施設や全国有数の企業訪問とともに、国の特別史跡「基肄城跡」の現地研修会を行い、町の全面的な応援を得て、有意義な研修となり、郷土の良さの再発見につながりました。

4. 広報情宣活動について

会報は、年2回(7月、3月)に発行しています。発行回数も110回を超え(創刊1974年)、毎号とも教育関連機関、団体や各学校に配布し、退職校長会の活動や教育支援活動を広く紹介しています。内容は、退職校長会行事・活動の報告、会員作品(随筆、回想記、会員の声等)支部だより等です。さらに、特別寄稿として、県・市町教育委員会等の施策や活動についても掲載し、地域活動のPRにも役立っています。

今後も、退職校長会の専門性を生かし、「学校教育の応援団」として、佐賀県が目ざしている「佐賀を誇りに思う教育」の推進に寄与し、さらに佐賀県教育の振興に努めてまいります。