『新時代の学び戦略 AI、スマホ・ゲーム時代の才能を育てる』 著者の石田勝紀氏×小宮山利恵子氏に聞く

「テクノロジーは学びの最強の武器」

 AI・テクノロジーの進展で、学びが大きく変わろうとしている。教育ノウハウに関する多数の著書を持つ石田勝紀氏と、教育新聞特任解説委員でリクルート次世代教育研究院院長の小宮山利恵子氏が、『新時代の学び戦略 AI、スマホ・ゲーム時代の才能を育てる』(産経新聞出版)を出版した。

 テクノロジー活用教育の海外との比較や、学習意欲を高めるゲーミフィケーション、プログラミング教育、テクノロジーによって変わる未来の教育などについて記している。デジタルネーティブの現代の子供たちにとって「テクノロジーは学びの最強の武器になる」と提言する著者2人に、本書の狙いなどを聞いた。

――本書の役割は。

石田 一言で言えば、「新しい価値観の理解」だと思います。これまで人類が経験したことのない、全く新しい時代へと突入します。それに伴い、学び方も劇的な変化をしつつある現状について、一定の認識を得られるのではないでしょうか。

小宮山 AI・テクノロジーの進展で、社会や教育がどのように変化しているか、そして今後どのような形になるのかについて、網羅的に理解できる内容となっています。私自身、海外に滞在する機会が多く、海外の最新情報や、海外から見た日本の状況についても知ることができます。

――具体的な内容は。

石田 私が特に強調して書いた内容は、家庭での「ゲームやスマホにハマる子に悩んでいる」状態の今後の対応方法と、考え方についてです。……