(円卓)AIと外国人材への対応

宮城教育大学教員キャリア研究機構長・教授 市瀬 智紀


 私たちは、パソコンやスマートフォンにをはじめ、大量の記憶を補完し、判断を求めるものとしてAIやロボットに頼る時代になっている。少子高齢化が進む日本社会において、今後は労働力において外国人材を受け入れて協力を求めることが、昨年12月の入管法改正案成立によりはっきりと示された。

 では、教育の世界はどうか。教育の世界でもAIと外国人材への対応が迫られているのである。「Society5.0に向けた人材育成」や「第3期教育振興基本計画」は、日本がAIと外国人材に依存する社会に変貌しつつあり、教育の世界も確実にそれらへの対応が求められているという視点で読むことができる。

 AIについて言えば、今日研究開発の人材が圧倒的に不足しており、確率・統計や基礎的なプログラミングをはじめ、STEAMやデザイン思考などを教育現場で提供できることが求められている。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。