学校グループワーク・トレーニング4

日本学校グループワーク・トレーニング研究会 著
図書文化社/2800円+税

日本学校グループワーク・トレーニング(GWT)研究会は、子供たちの人間関係構築力を育む実践研究に力を注ぐ。教師が指導するより、子供自身が気付き、学びを深めていく実践の在り方も重視している。

本書はそんなGWTの概要把握と実践力向上に役立つ。3部構成でGWTの基礎理論から人が学ぶことの仕組み、小学校の学年ごとの実践例などを盛り込んでいる。

第1部はGWTの基礎を説明。「明確なビジョンを持とう」と訴え、クラスの子供の状態を測ったり、育てたい力を見いだしたりする診断テストも載せる。育てたい子供像やクラス像に応じて、▽力を合わせる▽聴き方を学ぶ▽友達から見た自分を知る――など、目的別のGWTの進め方を示す。

第2部では各GWTの具体的な実践例を紹介している。中学年向けの「互いを知り合う」実践の一つ「はじめましてインタビュー」は、新学期など新たなクラスづくりの際に効果的だ。

数人グループで互いにインタビューし合い、名前や特技、自分と似ている点などを聞き合う。聞いた内容はワークシートの紹介文にまとめシェアする。互いの類似点を知ることで、仲を深めるきっかけになる。

実践の進め方や流れの例なども載っており、授業で活用できそうなヒントが豊富だ。ワークシートも盛り込まれ、多忙な教師にとって大いに助かる内容となっている。

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