(円卓)中高生も論文を書こう

日本大学文理学部教授 小笠原 喜康


 中高生でも論文が必要だ、と私は思っている。自分で課題を見つけ、さまざまな方法で調べ、自分の主張をつくり、それを論文の形にまとめ、プレゼンする。こうしたことが、当たり前になってほしい。

 というのも、新しい学習指導要領、というより、これから本格始動する教育改革の真骨頂は、「探究力」の一語に尽きるように思われるからである。文科省は、当初の「アクティブ・ラーニング」を「主体的・対話的で深い学び」と言い換えた。これを身体的活動学習と誤解する人たちがいたからである。

 もちろん言うまでもなくアクティブ・ラーニングは、主体的で能動的な学びということである。……

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