(鉄筆)今回改訂された学習指導要領では……

今回改訂された学習指導要領ではカリキュラム・マネジメント(以下CM)というカタカナ表記が初めて登場した。中教審ではカタカナ表記の用語のうちCMと「アクティブ・ラーニング」(以下AL)が審議の対象になり、ALは「主体的・対話的で深い学び」として整理された。一方、学校経営や学校運営に相当するCMはそのままカタカナ表記で用いられている。新たな視点による学校運営をCMに求めているのであろう。

新学習指導要領におけるCMは、各学校の教育目標や目的の実現に必要な教育内容などを教科横断的な視点で編成し、実施状況を評価して改善を図る上で組織的かつ計画的な取り組みが重要、とする文脈で用いられているが、特に教科横断的な視点に立ったCMが重要であると読み取れる。言語能力、情報活用能力(情報モラルを含む)、問題発見・解決能力とともに、現代的な課題に対応できる資質・能力の育成に教科横断的な学習の充実を挙げ、これに即した教育課程の編成と実施が重要としている。

ユネスコスクールに加盟している多くの学校では、「持続可能な開発のための教育」(ESD)を教科横断的な教育活動として取り組めるカリキュラム(ESDカレンダー)を開発し、学校、地域、企業が一体となり児童生徒の学習活動の改善・充実に努めている。……

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