子どもとの関係性を読み解く 教師のためのプロセスレコード

「プロセスレコード」とは、もともと米国で生まれた看護師教育のための訓練・記録法だ。日本では看護領域以外であまり用いられていないが、本書では学校教育に活用し、子供との関係性を読み解く手段として紹介している。

その実践法は、いたってシンプル。教員が印象的に残った子供とのエピソードを、プロセスレコードのフォーマットに沿って、子供の言動、自分が感じたことや考えたこと、自分の言動に分けて書いていく。こうした作業を通して、子供との関わり合いの流れ(プロセス)を振り返り、自分の内面(主観)も含めて客観視していけるという。

新学習指導要領では、集団指導の大切さだけでなく、子供と個別に関わる「カウンセリング」の力量を全ての教員に求めている。……

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