(鉄筆)文科大臣は4月17日、中教審に……

文科大臣は4月17日、中教審に「新しい時代の初等中等教育の在り方について」を諮問した。諮問事項は「1 新時代に対応した義務教育の在り方」「2 新時代に対応した高等学校教育の在り方」「3 増加する外国人児童生徒等への教育の在り方」「4 これからの時代に応じた教師の在り方や教育環境の整備」の4点だ。

新時代を迎え、これからの教育に関する重要な事項だ。今後、教育界の各代表などの意見を聴取しながら審議を進めていくのであろう。

提案がある。もっと直接、学校現場の教員に提案を求め、吸い上げるシステムを導入してもらいたい。現在、多くの学校で「社会に開かれた教育課程」「資質・能力の三つの柱」「カリキュラム・マネジメント」「主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善」などをキーワードとする研究・研修が行われている。

かつてのように改革・改善は校長室でストップという状況ではないようだが、教員はみな受け身になっている。未来を生きる子供たちのための教育を見据えて、主体的に自分ごととして取り組む姿勢が弱いように見える。これまで審議の状況、中間まとめ、報告などが出されたが、ほとんど読んでいないのが実態だ。なぜなのか。関わっていないからだ。

国や中教審が全国一斉に声を掛け、提案を求めて吸い上げるなど、教員一人一人が審議内容に興味・関心を持ち、自分ごととして考えた上で、改革に向けた提案をしていくことが必要ではないか。一方的に伝えていくだけではなく、現場から上げていく双方向性のある審議を求めたい。