(円卓)分岐点

シヅクリプロジェクト代表 山下 由修





年が明けたばかりの寒い日、「二十歳になりました」とのメールが届いた。送信者を見て、何かの間違いだと思った。半信半疑のまま「忘れられない君に 二十歳おめでとう」と返信した。

中学生時代の彼女はどこでもあぐらをかいて座っていた。「教室に行けよ」と声を掛けると決まって「うぜえんだよ」と返ってきた。

どこか真っすぐなところがあり、卒業式の日、正門を出たらすぐ戻ってきて、「実はガラスを…」「出世払いだな…」というやり取りがあった。……

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