対話ではじめる こどもの哲学(全4巻)

「なんでいじめは起きるの?」「なんで勉強しないといけないの?」「死んだらどうなるの?」――。

河野哲也(立教大学教授) 著
はまのゆか・こばようこ 絵
童心社
2250円(4巻セット9000円)+税

こうした疑問について考え、対話しながら深めていく「哲学対話」の指南書。道徳の授業にも活用できる。

著者は、道徳の授業で大事なのは「世の中のほとんどの問題には正解なんてないと知ること」「それぞれの本音を持ち寄って一緒に考えていくこと」だという。そのために、みんなが考えている疑問について哲学対話をするよう薦めている。

「自分のぎもん」「家族・友だちのぎもん」「社会のぎもん」「命・自然のぎもん」の全4巻。小学5年生のりん、犬のレオらが登場するマンガと対話を読んだ後、それを基にみんなで対話して考える構成になっている。

巻末では「対話のやり方」も紹介。大人も子供も、自分の力で考える楽しさに気付くだろう。