ころべばいいのに

数々の賞を受賞し、注目を集め続けている著者の発想えほんシリーズ第4弾。

小学生の女の子の「わたしにはきらいなひとがいる。なんにんかいる」というつぶやきから始まる本書。女の子は学校から自宅へ帰るまでの間、最初は頭の中で嫌いな人への復讐(ふくしゅう)法を描いたりしていたものの、次第にイライラ・もやもやした気持ちと向き合う方法や、嫌な気持ちを転換するアイデアの発想を重ねていく。

「今は嫌いでもちゃんと話し合えば分かり合えるかも」「ちゃんと考えたり、その場所から逃げたり、向かい合ったり、どうするかは自分で決められる」という女の子の考えは、他者との関係に悩むことが増えてきた小学生の心に響くだろう。……

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