はじめての万葉集(上・下)

新元号「令和」の出典元であると発表され、注目を集めている「万葉集」。本書は難しいイメージのある和歌を、美しいイラストと共に易しく解説。小学校高学年から大人まで楽しめる、古典入門としてお薦めの上・下巻。

萩原昌好 編/中島梨絵 絵
あすなろ書房
1600円+税(各巻)

年代別に4期に分けて万葉集を紹介。時代ごとに歴史上の出来事もまとめられている。期をまたいで活躍した歌人については、その歌人が最も活躍したと思われる期に焦点を絞り、まとめて紹介されているので読みやすい。

はるか昔の人々も今の私たち同様、家族と生活しながら仕事をし、恋をし、別れに涙し、仲間と酒を酌み交わしていた。うたと歌人の人生を重ね合わせた解説によって、その時代に生きた人々の思いや、うたに込めた思いなどがより深く理解できるだろう。