年中夢求「夢を叶える力」「よりよく生きる力」の育て方

著者の平岡和徳(かずのり)氏は公立高校の元体育教諭であり、現在は熊本県宇城市の教育長を務める。教員時代には県立大津高校サッカー部の顧問を務め、50人近くのJリーガーを育て上げたことでも知られる。数多くの子供たちの「夢を実現させる力」を育んできた著者が自らの経験を踏まえ、諦めない才能の育て方や夢の育み方を一冊にまとめた。さらに教員の働き方改革や部活動のブラック化など、昨今浮き彫りになった教育業界の課題にも触れる。

ヒントの一つとして挙げるのが、時間の価値を知ること。サッカー部の顧問時代に徹底していた「100分練習」では、練習時間を100分間と決め、時間が有限であることや夢中で物事に取り組む有益性を部員らにたたき込んだ。そうした生活の中で育まれるのが「24時間をデザインする力」だという。それぞれの子供が抱く夢や人生設計から逆算し、「今何を頑張るべきか」、テーマを自分で見つけ、そこに無我夢中で突き進む力。自分で判断し自分の人生をコントロールできる、自立性が育まれる。

また、教育長の立場から現在の学校教育の問題点にも言及。……

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