災害にあったペットを救え 獣医師チームVMAT

高橋うらら 著
小峰書店
1500円+税

今や日本で飼われている犬や猫の数は二千万匹を超え、15歳未満の子供の数よりも多くなっているという。もしも地震や豪雨など大災害が起こったら、ペットたちはどうなるのか――。

本書では、東日本大震災で多くのペットを救えなかったり、治療に困難を極めたりといった問題に直面した獣医師らが、災害時にペットを診療する獣医師チーム「VMAT」を結成するに至った経緯が紹介されている。

VMATをどのように立ち上げていったのか、初めて出動した熊本地震では具体的にどのような活動ができたのか。さらに実際の活動を経験したからこその気付きや葛藤、今後の活動への課題についても率直に描かれている。

人命優先となる大災害時に、どのように動物の救命を進めていくべきか。本書を元に子供たちと話し合いたい。