(円卓)現場で使われる副教材の提供を

玉川大学教授 樋口 雅夫





1年を通して、学校にはさまざまな省庁や自治体、団体などから副教材が届く。見本だけならまだよいが、時には児童生徒の人数分の副教材が届き「ぜひ授業で活用を」との依頼文が同封されている場合もある。

仕事柄、全国各地の教師にお会いする機会が多いため、これらの副教材の扱いについて聞いてみた。多忙な学校現場では、せっかくだから使ってみよう、と考える暇もなく、事務室や倉庫に保管されたまま、という話をよく耳にする。

一方で、実際に副教材を作成した省庁や自治体、団体の方々に聞いてみると、「せっかく多大な労力をかけて良いものを作ったのに、なぜ十分に活用されないのか」と、学校に対する戸惑いの声が返ってくる。……

この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。