アンバー・ブラウンとブランディ

ポーラ・ダンジガー 昨
むかい ながまさ 絵
文研出版
1300円+税

もう4年生になるというのに、新学期を迎えるアンバー・ブラウンの気持ちは落ち着かない。親友のジャスティンは転校してしまったし、新しい担任の先生がすてきな人かどうかも心配。父さんと母さんともう一度一緒に暮らしたいのに、父さんはフランスに転勤になって、母さんには新しいボーイフレンド・マックスがいる――。

小学生の女の子、アンバー・ブラウンの物語の3作目。

ゲップ選手権やマーメイド人形に夢中な一方、友人関係や両親の離婚に揺れるアンバーは、同年代の子供にとってとても身近に感じられるはずだ。

同じように親友がいなくなったブランディ、存在を認められずにいたマックス、そして父と母。それぞれの心情を思いやったアンバーの「なんでも昔みたいに元にもどすことはできない」という一言に、彼女の確かな成長がみえる。