(鉄筆)本格的な秋になった。次年度の……

本格的な秋になった。次年度の人事に向けた動きが活発化する頃である。教育委員会への次年度人事構想の提出、また聞き取りが行われる。例年のことであるが頭を悩ます。水面下では夏以前に情報収集している校長もあろう。

「出たい人より出したい人」「残りたい人より残したい人」「入りたい人より入れたい人」とよくいう。指導力不足教員は早く出したい。中核的に活躍する教員は手元に置いておきたい。他校の優秀な教員を引っ張りたい、など。理想を思い描くが思うようにはいかない。そもそも人事権がない。結果的には人事構想や期待した通りにいかずがっくり、というのが実情だろう。

人事の説明会で役所の人事担当係が、「校長先生方は力量のない者を出したい出したいというが、どの校長もそういうのだから、結果的には隣に回るだけ。……

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