本の声を聞きました

横山寿美代 監修
ささきみお 絵
少年写真新聞社
2000円+税

図書館の本たちに声があったとしたら、どんなことをしゃべるのだろうか――。

さまざまな驚きや感動、知識をもたらしてくれる図書館の本に対して、子供たちが愛情を持ち、大切に扱うにはどうすればいいのか。この物語では本の声を代弁することで、図書館の本に初めて触れる小学生に「本との正しい付き合い方」を示す。

お菓子を食べながらさわられたせいで、ページがしみだらけになった本。びりびりに破られて読めなくなってしまった本。「もっとたくさんの子供たちに出会いたかった」という本たちの悲痛なメッセージを愛らしいイラストと共に描き、子供の心に訴え掛ける。

20年近く学校図書に関わってきた横山寿美代氏が監修。本を大切にすることは、本の英知や知識を尊重することという彼女の思いが込められた物語だ。