(鉄筆)このところ芸能人や……

このところ芸能人やスポーツ選手が大麻などの違法薬物に手を染め逮捕される事件が相次いでいる。学校関係者や保護者が心配するのは子供の違法薬物に対する関心度だ。警察庁の発表によると20歳未満の大麻使用による検挙数は年々増えている。問題なのは昨年検挙された若者の7割以上が、大麻の危険性に対する認識が「全くない」「あまりない」と答えている点だ。サプリメントのような形状であることや低額であることも影響しているようだ。

使用したきっかけについては「好奇心・興味本位」が半数以上と他の年齢層よりも多くなっている。こうした認識のなさに対し大人たちは何をすべきか。

まず日本で大麻は大麻取締法という法律で使用はもちろん、無許可の栽培や所持も違反であると教えることだ。さらに大麻使用による有害性も強く指導すべきである。肺がんの発症リスクを高め呼吸器疾患の原因ともなる。また、記憶力や集中力を奪い、知能の障害や成人になってから統合失調症など精神疾患も発症する危険性がある。何よりも覚せい剤と同様に脳の中枢神経に影響を及ぼし、依存症になってその後の人生を崩壊させる。

冬休みを控え、子供たちを誘惑する機会が増えるのは言うまでもない。SNSで手に入れることも可能だ。保護者は子供のスマホ使用のルールを決めSNSなど交信内容のチェックをすべきだろう。一方、学校は、警察署や薬剤師協会と連携し「薬物乱用防止親子教室」の実施など水際作戦を展開することが肝要だ。子供を犯罪から守るのは大人の責務である。

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