子どもの国際力を育てる 英語の庭

福岡にある英会話スクール「リトル・アメリカ」の校長を務め、NPO法人「英語教授法研究会」の創始者でもある著者。著者は日本の学習プログラムがテストや入試ばかりに目が向いており、お互いを尊敬することやよいマナーでコミュニケーションをとること、つまり「心」の側面が軽視されていると主張する。

ヘリーン・ジャーモル・内田 著
岩崎書店
1200円+税

本書では、「英語学習のための方法」「リトル・アメリカに子供を通わせている保護者のインタビュー」「日常的に使える英単語や英会話」などを解説する一方、英語学習を通して「心」を育むことの重要性を首尾一貫して説く。

英語力の向上だけでなく、「アイ・コンタクト」「内気なはにかみは、ネガティブなイメージ」「自信をもって話す」といった態度や姿勢に対しても深く言及されている点は、他の教材と一線を画する。

子供に英語を教える際の保護者の心構えについても焦点を当て、「子供にスポットライトを当てる」「何かできるようになる度に褒める」という指摘は、英語教育に関する教材でありながら、子供が健やかに育つための大切なポイントも同時に学べる。

小学校で新学習指導要領が全面実施される今年度。英語が小学3年生から必修化し、小学5年生から教科化したため、英語の早期教育に関心を寄せる保護者はますます増加するだろう。本書は、「子供にどう英語を触れさせるか」という疑問を解消するヒントが隠されている。

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