(鉄筆)学校の臨時休校からの……

学校の臨時休校からの再開には地域差が出ている。人口が密な地域があれば疎の地域もある。当然だろう。9月新学期という声も出ている。教育は誰もが専門家となり、個人の視野でものを言うのが常だが思い付きでは困る。外国に合わせてとも言うが制度や法規の問題、関係する機関などとの絡みもあり、そんな簡単にはいかないだろう。

今はとにかくウイルス対策に専念するとき、収束に向かうよう知恵を絞り、みんなで頑張るときだ。各学校の校長には各地域の対策や方針に沿いながら再開の在り方を想定しその実施・実現にリーダーシップを発揮することを期待したい。

教育委員会から再開計画などが示されるが、これまでの教育課程・学校運営を踏まえ足元の学校で具体的に円滑に再開を進めるリーダーは校長である。全面的な再開までは様子を見ながらの試し期間となろう。臨時休校の間に失われたものや減じられたものを明らかにする。休校中の子供・家庭や学校の実態・状況を確認する。

特に子供の個人差が大きいことへの配慮が必要だ。夏季休業の短縮、土曜授業の実施、40分授業での午前中5時間授業などの時間割の工夫、登下校時刻の変更や一斉登校の仕方など、3密を避ける授業、手洗い・うがい・換気の徹底、保護者との協力・連携など。これらを踏まえて自校の教育活動再開の在り方、その重点や方針、工程表を示し組織的に推進する。

それらを踏まえて全学年のスタートカリキュラムを作成し実践を全校一致で推進する。平時ではない危機管理の視点で臨むことが必要である。

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