(円卓)SDGsの自分ごと化

東京都市大学大学院教授 佐藤 真久



昨年度に筆者が実施したSDGsやESDに関するさまざまな講演会、研修会、ワークショップにおいて、一貫して重要性を指摘したのは、「SDGsの自分ごと化」であった。

SDGsは、2030年を達成年とした国際開発目標である。「世界を変える」「誰ひとり取り残さない」というメッセージのもとで、持続可能な社会の構築に向けた「共有された責任」として、立場や世代、国を超えて取り組むべきものである。

しかしながら、SDGsを舶来品のように取り扱い、さまざまな取り組みを全てSDGsの目標に直接置き換えることに大きな違和感を持っている。……

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