いじめはなぜなくならないのか

教育学や心理学の専門家に限らず、小中学校の校長、スクールソーシャルワーカーといった多種多様な著者がいじめの解決策を提案する一冊。

いじめを「加害者対被害者」の個人間の問題と捉えず、直接手を下さずにはやし立てる「観衆」や見て見ぬふりをする「傍観者」の存在が影響していることを前提に、「傍観者」が歯止め役となる「仲裁者」の役割を担うことを目指す。

いじめに関係する人たちの心理やいじめの定義の変遷など、いじめについての分析が展開され、中盤では実践的な方法論を次々と紹介。……

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