(円卓)新型コロナによる密と隙を防ぐ

日本こどもの安全教育総合研究所理事長 宮田 美恵子



コロナ禍は、学校にも大きな影響を与えた。長期休校はもちろん、学校再開後も学習の遅れを取り戻すため非常に「密」なカリキュラムになるだろう。「3密」をあれだけ避けたのに皮肉な話だ。このような状況では、安全教育に時間を取ることはますます難しいかもしれない。

しかし、危機は常に存在する。犯罪や交通事故、熱中症、さらに地震や水害など、いつどこで子供たちが危機に遭遇してもおかしくない。先生方にはぜひ、遅れを取り戻すだけではなく、想定外の事態についても心構えを持ってほしい。それが学校生活全体を通した安全教育にもつながる。

思い出すのは東日本大震災後のことだ。……

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