古典の裏 「知ってるつもり」の有名古典 「みんな知らない」ウラ話

松村瞳(文LABO) 著
笠間書院
1300円+税

「役に立たなそう」「面白くなさそう」というイメージが強い古典を、まったく新しい切り口で解説する1冊。

塾で古典を教える経験を持つ著者が「古典を楽しんで読んでほしい」との思いから、作者や登場人物、作品の裏側を4コマ漫画を交えて分かりやすく伝える。題材は、日本三大随筆と称される「枕草子」「徒然草」「方丈記」をはじめとする10点。

教科書では教えてくれない当時の背景知識、人々の事情や関係性を解説し、時代の状況を現代に置き換えて読み進めると、意外にも現代小説を読んでいるかのような面白さに気付く。

「かぐや姫が地球に来た理由は、彼女が〇〇だったから」「平安時代、女性の顔を直接見ることは〇〇と同じ」など、好奇心をくすぐる問いと答えが連続する一方、原文と現代語訳も併記されており読みやすい。

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