学校アップデート 情報化に対応した整備のための手引き

新型コロナウイルスの感染拡大により学校の休校が長期化し、世界中の子供たちが家庭での学習を余儀なくされる事態となったが、くしくも日本では、「GIGAスクール構想」の実現に向けてPC1人1台体制への動きが加速している最中であった。

堀田龍也、為田裕行、稲垣忠、佐藤靖泰、安藤明伸 著
さくら社
1700円+税

休校中に児童生徒が受けられる教育内容は、地域、学校のICT環境の整備状況によって大きく異なるものとなった。オンライン授業の実現など、子供の学びを保障するために学校は今まさに待ったなしの情報化を迫られている。

本書は、すでにICT環境が十分に整備された学校での実践例とともにICT環境が整備されていない学校をどのように「アップデート」しスピード感を持って情報化を進めていけばよいのか、具体的なロードマップを示している。

第一部「実践編」では、いち早く先進的な授業に取り組み、試行錯誤してきた学校を紹介。ICTを各教科の授業で利用するだけでなく、学校生活全てに活用する事例も紹介されている。

第二部「準備編」では、ICT環境を整備するために必要な機器やネットワークについて丁寧に解説されていて分かりやすい。また、情報化担当教員やICT支援員を置くこと、校内/校外研修や情報共有の必要性などが示され、各学校に合った効果的、効率的なICTの活用を具体的にイメージできる。

巻末には準備に必要なヒト・コト・モノがひと目で分かる「学校アップデートへのステップ」が収録されている。

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