(鉄筆)3月から5月は……

3月から5月は「ステイホーム」の掛け声に従い家で過ごす3カ月となった。

これまでの生活がガラッと変わった。朝夕に体温を測り、平熱であるとホッとする。1日の生活時程を大まかに決めての単調な繰り返し。体が鈍らないようストレッチや運動を適度に行い、午前中は仕事、午後はテレビやビデオを見たり読書したりののんびり生活。もちろん家事の分担も。仕事に出ないことから、先輩から聞かされた「サンデー毎日」とはこんなものかと思わず考えた。

そんな毎日の中で、改めて新聞のよさを実感した。当初は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況や教育・学校の対応を追っていた。時間もあることから、他の面をこれまでのようにサラッと見るのではなく、熟読した。

コロナ関係の記事が多彩な角度から掲載されていることに驚かされた。ウイルスそのものに関する科学的な記事、感染症の歴史やその中での人々の取り組みと苦難、偏見や差別、感染症が与えた経済への影響、戦争との関連や時代の転換について、WHOの歴史や今日の米中との関係、これまでに出版された数々の図書の紹介、政治家や首長のリーダーシップの姿、心理学から見た人々の心への影響やケア・対応策、テレワークの姿(ハラスメントも)・働き方改革など。そして、コロナ収束後は新たな社会になる、もう戻れない、戻らないといった論説の数々。

記者や編集者の努力により、多彩で価値ある記事を毎日届けてくれることに心から感謝したい。改めてNIE(教育に新聞を)を応援し若者に新聞の価値を伝えたい。

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