(円卓)多様な困難を抱える子供たち

子どもの貧困対策センター「あすのば」代表理事 小河 光治



子供の貧困が一気に悪化している。新型コロナウイルスの感染拡大により、親の失業や大幅な減収が続く。生活や学業を支える高校生のアルバイトも打ち切りや減収している。

一方で、休校が続いたことで光熱費や家庭学習の教材費、昼食代などの出費が増えた。長期間、給食もなく、子供の栄養不足も深刻となった。オンライン教育の場合、機器や通信費の自己負担が厳しい家庭も少なくない。さらなる学力格差の拡大も懸念されている。

ここ数年で急増している子ども食堂、学習・生活支援、居場所事業など民間の子供支援事業も休止したところが多い。……

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