(円卓)小規模校化と少人数に対応した指導

北海道教育大学へき地・小規模校教育研究センター センター長 玉井 康之


全国的な少子化に伴い、地方では小規模校化が急速に進行している。それに伴って学校統廃合も進んだが、地理的・通学的条件によって統廃合できない地域も増えている。この小規模校化の傾向は全国的に拡大し、今後は少人数に対応した指導方法の導入が求められる。

少人数学級では、個々の子供の状況を把握できるため、子供たちに学級運営や学習活動を任せた上でアドバイスや修正を施すことが可能である。討論・運営の仕方などの基本的なルールを学習した上で、例えば行事の企画・準備・役割分担も子供たちに任せるなど、全員が何らかの役割や活動企画などを主体的に担うように指導できる。

少人数の人間関係は支え合う協働関係を作りやすいために、特定の子供に固定した役割分担ではなく、皆が交代であらゆる役割を経験しやすい。……

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