子どもの「コミュ障」

コミュニケーションが不得手であることを意味する「コミュ障」という言葉を耳にする機会が増えた。本書内では、言語障害や学習障害といった発達障害のある子供が見せるコミュニケーションの困難を、国内外の最新研究や当事者の声を交えながら伝える。

序盤、コミュニケーションの成り立ちには、話すことで何かを行う「言語行為」、会話を意味のあるものにするための協力「会話の協力」、言葉を理解して状況や会話の文脈を関連付ける「文脈との関連付け」の3つの主要概念があると解説。コミュニケーションという曖昧な営みを、具体的な会話例を用いて説明する。

その会話例も十人十色。……

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